本日、富士美術館で行われているアニメーションの美術監督の山本二三展に行ってきました。
日本を代表する背景画家・美術監督のひとりとして精力的に活躍を続けている山本二三さん(1953年〜)未来少年コナン」(1978年)、「天空の城ラピュタ」(1986年)、「火垂るの墓」(1988年)、「もののけ姫」(1997年)、「時をかける少女」(2006年)などの美術監督を務められていました。背景画やスケッチ、イメージボードなど約220点を展示されており、作品は全て山本さん自身が選んだものだそうです。たくさんの人が来場されていました。1枚1枚、丁寧に描かれた背景画は、どれもその世界に吸い込まれるような鮮やかな色彩でずっと見惚れてしまいました。自然の表現が素晴らしく、空気感を感じる絵でした。デジタル時代にアナログの良さを感じる展示でした。
是非、その目で素晴らしい背景画を確かめてみてください。開館時間は10時~17時。月曜休館。入場料は、大人=1,300円、大学生・高校生=800円、中学生・小学生=400円、未就学児は無料。9月16日まで。